Friday, July 1, 2011

ある韓国人のオンマたち

女性会の図書館で本を読んでくれる女の子のオンマ(ママ)

ゆっくりと落ち着いた話し方の、素朴な、でも凛とした空気を持つ、そんなオンマ

子供(年長)がどこの幼稚園に行っているのか尋ねたところ、
「今は行っていません。家で私と遊んでいます、フフフ^^」



童話口演を一緒に学んだ中にも、年長の男の子を幼稚園に送っていないオンマがいました

他にもう1人知っている人もそうでした
幼稚園に送らない、というオンマにここ最近で3人も出会いました


韓国って『早期教育』という印象が強かったけれど、
そうでもないみたいです

早くオリニチブ(保育園)に入れるのも、まったく入れないのも自由の国


「どうして幼稚園に通わせないのか聞いてもいいですか」
と尋ねたところ、
「子供が行きたくないと言うので。
 1年半は通いました。1年半行ったし十分かと思って
続けて、
「日本の幼稚園は制度がしっかりしているそうですね。テレビで見たことがあります」
「ヨーロッパのほうでは幼稚園に通わせず家で見ている人も多いそうなのでね」

詳しく聞いていないが、
なんとなく、理由がわかった気がしました

そして、よく自分の子を見ていて、子供の成長に合わせて子供の気持ちになって決めている印象を受けました


ユノちんも最近よくオリニチブに行きたくないと朝ぐずります
私はユノちんの韓国語のためにもと、無理に連れて行くのだけど、
本当にそれがいいことなのかちょっと考えさせられました




と言うのも…

ちょっと前に、童話口演の先生に
「うちの子、韓国語ができないと先生に言われて・・・」
と話すと、
「オンマと一緒にいていろいろお話する時間が長いから日本語が上手なのね。いいね」という言葉が返ってきました    

今までは
「かわいそうだ」とか「言語発達の教育を受けさせたほうがいい」とかそういう答えが返ってきて焦っていたけど、
逆に日本語のほうを褒めてもらえたというか、そういう風に考えてくれる人がこの韓国にいるなんて!とびっくりでした

実は、最近、ちょっとは韓国語を使ったほうがいいかなとユノちんと韓国語で話したりもしていて、
変にごちゃごちゃにさせてしまった状態だったので反省・・・
先生に言われて、思いっきり、自分を見失っていたことに気付きました・・・
そして、
やっぱりどこかでユノちんが韓国語ができないことに焦っていたんだなぁって・・・  ←自分のことは棚にあげて^^;


今までは韓国の子育てはかなり無視して、
日本の自然派の子育て(クーヨン参考)や、ネットを通して欧米の自然派の子育てを読んでは、
いろいろ考えて自分なりの理想の子育て像を持っていましたが、
実際は、実行に移せていたかどうかなぞで反省することばかり

ここに来て、
自分の興味のある分野・場所に飛び込んで行ってみて、
そこでも素敵だと思える韓国人のママさんたちに出会えたことによって、
それに気付けて、また、ほっとできる、力になるものを得た気がしました



なんだかまとまりきれていませんが、
素敵なオンマたちに出会ったことを記録しておきたかったので書きました^^







あめふりあっくん (クローバーえほんシリーズ)
浜田 桂子
4333023637



中区の図書館で借りた絵本

泣いてるあっくんにさやかちゃんたちがてるてるぼうずをかけてあげます
ユノちんもあっくんと同じ、おそとで遊ぶのが大好き
ウルサンんでも最近、雨が降るのでユノちんとてるてるぼうずを作って歌っています^^