Thursday, March 25, 2010

パク・ジェサン記念館

最近、調子こいて、車をビュンビュン(?)乗り回し、近くの田舎を散策をしています 

そして、ニュージーランドにいたころのことがよみがえり、いろんな思い出に浸っているこのごろです
(特に思い出すのは、すっごい山道で、突然、ドンという音と共に煙が出て、車が壊れたときのこと・・・泣)





水曜日、
先週散策中に見つけた『パク・ジェサン記念館』というところに義妹夫婦を誘って行ってきました





このパク・ジェサンという方は新羅の時代(4、5世紀)
日本に捕らわれた王子を助けるために日本に行き、王子を新羅へ逃がしたために処刑されたとされる人物  ←またも日本?!

義妹談では、
このことに関しては、歴史の教科書に1行書かれてあるかないか程度だそうです
ただ、
「日本に行った夫の帰国を祈って待つ妻と娘がやがて岩になった」
というこの妻子の伝説話は、韓国で(キョンサンドだけ?)とても有名なんだとか


こちらにあった日本語による説明です↓





日本で捕らえられたときのミニチュア模型
日本の王が殿様になっている・・・


それから、新羅の日本進出についての地図
なんと、岡山にも行っています
ちょっと地図の位置関係がおかしいけれど、オカヤマと書いてある!
オカヤマで何があったのでしょうか・・・ (それは書いてませんでした)


記念館は、よくある、ミニチュア模型と等身大模型など、それからこの時代の生活様式、道具などの展示
ユノちんは、等身大の模型がちょっとでも見えると、相変わらずで腰が引けて近づけませんでした(笑)




記念館の横に、昔の書院




←家の周囲(四つ角)に3つ、こちらのものがありました
義妹夫婦もよくわからないそうですが
煙突のようなものでオンドル(床暖房)と関係があるのではないかと言っていました

追記:10’5’13

わかりました!これは室内の煙を出すためのえんとつでした

地下を通ってこちらから煙が出るそうです

(主に南部の古い家に見られる様式)









で、実際のオンドルの火をくべる入り口はこちらのようです→
(注:義妹談)











こちら、田舎にぽつんとあって、公共の交通機関を使っていくのは難しいと思います
(バス停はあったけれど、この付近でバスを見たことがありません・・・)

館内に訪れた人たちの写真がありましたが、
団体客がほとんどで、中には課外学習に来たと思われる子供たちの写真もいくつかありました

ここに限らずですが、日本と関わりのある場所が多いので、 
そのうち、ユノちんが学校の授業でこういう場所に訪れたとき、どういう風に感じるのか、ちょっと考えてしまいました



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追記+α
カンウォンドでは、屋根てっぺんの穴が煙突の役目を果たしていて、南部の煙突とは様式が違います


(写真:naver辞書『너와집 』より)