Friday, September 4, 2015

カタクチイワシ(韓国語:ミョルチ)の地引網漁 再現行事

ウルサン市は、現在、工業都市として有名な都市なのですが、
工業都市の方向に進む以前には、
沿岸の地域では地引き網漁が盛んだったそうです


それが、
工業都市として発展するにつれて衰退し、現在では地引き網での漁は行われず

消えてしまった伝統漁となってしまいました



しかし、こうして失われた伝統文化を
「忘れてはならない、残そう」
と、地方自治体を中心に、年に1回、再現行事が行われるようになりました

それがこの
『멸치후리그물당기기 재현』
(カタクチイワシの地引き網漁 再現)

今年で12回目だそうです



昨日がその日で、
ユノちんの学校が終わったあと行ってきました








地元の漁業関係者、自治体関係者を中心とした行事だったからか、
一般客が20人ほどしかいませんでした




式典前に、
地元サムルノリ団体の公演



そして、ジェサ(祭祀、제사)





そして、
大きいラッパ?のようなものの音を合図に漁開始

沖で待機していた船が動きます
網を広げて、浜で人たちに網の両端の綱が渡されます





ユノちんも綱を引く準備OK!
(手袋が2つとも左手用で、右手は前後ろ反対 笑)









奥に見える列で片方の綱を引き、





ユノちんたちはもう片方の綱を引き寄せます




「ヨンチャヨンチャ(よいしょよいしょの意)」




だんだん網が上がってきました!










そして、網の中にいたのは、こちら!








ほとんど入っていない・・・

空き缶入ってるし 笑






かにちゃんたちは、参加した子供たちへ配られました


ユノちんもゲット!





取れた魚は思ったよりもかなり少なくてびっくりしましたが、
なかなか興味深い行事で参加できてよかったです!

ユノちんも大興奮!




このような伝統文化を再現した行事はウルサンでは多くありません

伝統と謳っていても商業化されたものがほとんどですね


貴重な体験ができました!



来年も行けたら行きたいな♪