いつものように、機械で貸出手続きをしたのにできませんでした
カウンターで尋ねたところ、
個人情報保護法の関係で、既存の会員情報に新しく
本人であることを証明する情報を入れないといけなくなった、とのこと
図書館によっては、このシステムの導入の早い遅いで、
まだ要求されていないところもありますが、
正式に義務付けされたということなので、
遅かれ早かれ全国の図書館で必要になります
さて、この本人であることを証明する情報というものは、
韓国人の場合、
ほとんどの方が自分名義の携帯電話を所有しているので、
簡単に携帯番号を入力して認証を受けることができるのですが、
国際結婚で韓国に住まわれている方は、
携帯の名義が旦那さん、というケースが多いと思われます
私もまた然りで、
その場合は、공공I-PINという認証システムに登録し、
そのIDを本人確認の証明として使わなければなりません
終わってみれば、なんてことのない手続きだったのですが、
私はけっこう大変だったってのと、持っていれば便利!ということでメモしておきます
(長いので、関係ないと思われる方はスルーしてください)
まず、このI-PIN(아이핀)ですが、
Internet Personal Identification Numberの頭文字を取ったもので
ウェブ上での個人情報を識別する数字、で、
会員登録などの際、本人であるか証明するのに利用できます
会員登録などの際、本人であるか証明するのに利用できます
(I-PINは、공공I-PINを含め、4つの機関で扱っていますが、全て連動しているそうです)
本人であることを証明をするためのものがいるわけですが3つあり、
공인증인서、주민등록확인서、방문신청のうちの1つが必要になります
私は공인증인서を利用しました
(他の2つに関してはよくわかりませんので説明は省きます)
この공인증인서は、
デジタル化された本人証明証と言えばいいのかな?
(なんだか本人証明って言葉ばっかりですね・・・)
これは、銀行に自分名義の口座を持っている方であれば誰でも持つことができます
ネットバンキングのサイトから공인증인서の発給が可能で、
コンピュータのハードデスク、もしくはUSBなどに保存します
ですので、
ネットバンキングをされていらっしゃる方であれば、すぐ発給できますし、
口座は持っているがネットバンキングに登録していない、という方は、
自分名義の口座の銀行に行きネットバンキングの手続きをする必要があると思いますので、
まずこの공인증인서を準備しておいてください
ちなみに、
これから新たに図書館カードを作ろうと考えていらっしゃる方も必要となります
さて、これからは区立図書館のサイトで私の行ったやり方を載せます
(図書館によってはこの画面が違う可能性が高いです)
図書館の個人情報修正画面から入ると、
この画面が出てくるので、右の공공I-PINをクリック
一番左 신규발급をクリック
次のこの場面、
在外国人は下の3つからしか選択肢はありません
私は最初、図書館で司書の先生と一緒にやったのですが、
JAPANESEをクリックすると次の画面が日本語になって先生がわからないから
韓国語の上一番右の재외국인(在外国人)をクリックしてやりました
ところが、その次の画面で必要なパスポート番号がわからず、
結局、自宅で一人でやることに・・・
で、自宅でパスポートを横に置いてやってみました
でも、できないんです!!!
なんでなんで???
と、さんざん時間を使っていろいろ見た結果、
なんと・・・재외국인だと思っていたボタンは、재외국민(在外国民=海外に住む韓国人)でした・・・・
そりゃ、日本のパスポート情報を入れたって、
うんともすんとも言いませんわな・・・Σ(・∀・;)
うんともすんとも言いませんわな・・・Σ(・∀・;)
まあでもこれで、他もクリックして見ることになったのですが、
おかげで在韓外国人は下の3つから選択するしかないということがわかりました^^;
JAPANESE画面に入ると、
後は、先に述べた공인증인서を発給していれば特にひっかかるところはありませんでした
I-PINの取得はここで終了
次は図書館の画面に自動的に戻ります
ここまで来たら大方終わりだろうと思いきや・・・
また問題が発生したんですね・・・
このI-PINでの自分の名前と図書館カードの名前が同じでなければ、
当たり前のことですが、
いくらI-PINを持っていようとも、図書館画面内では認証してくれません
I-PINは、外国人登録証の記載と同じなので、アルファベット
しかし、
私の図書館カードの多くは韓国語で登録されています・・・
会員になった当時は、こういう個人情報認証が義務化されていなかったので、
私も申請用紙にハングルで記入し、登録作業を行う司書の先生も外国人登録証を確認した後は、そのままハングルで入力してカードを作ってくれたのでこういうことになっているんですね
と言うことで、
図書館カード情報を修正してもらうために、また図書館に行きました
修正完了
しかし、できない・・・( TДT)
こんどは図書館のコンピュータシステム上、
姓と名前の間にスペースが入らないのに対し、I-PINではスペースがあったので、
一致しなかったんです
I-PINの登録時、もしかしたらスペースなしもできたのかも・・・
一致しなかったんです
I-PINの登録時、もしかしたらスペースなしもできたのかも・・・
今となってはもうわかりませんが・・・
結局、
図書館のコンピュータシステム自体を変更してもらい、
スペースを入れると、最後まで行けました
ここ2年くらいで会員登録など外国人でも簡単にできるように
いろいろ便利になってはいるんですが、
つまづいた時に手伝ってくれる司書の先生であったり、住民センターの職員であったり、
関わる韓国人の方が外国人の場合はどうするかをよくわかっていないケースが、
まあ少なくないです
これは韓国に限ったことではないでしょう
職員なのに知らないの?なんて、そこまで韓国人に求めるのも違うと思うし、
韓国は常々システムが変わって行く国なので、それを認めた上で、
自分がしっかり理解していくってことが、大事じゃないかなと思っています
直接、I-PINのHPに入って作る場合は、こちらから